ヨガのポーズは体の原理原則

皆さんこんにちは🐻

一般社団法人日本内臓ヨガ協会代表理事のクマ臓こと中村です。

実はヨガのポーズは体の原理原則に基づいたものが多く、

そんな「ヨガのポーズは体の原理原則」という事をお伝えする為に

骨盤と首の骨である頸椎(けいつい)の関係性についてお伝えしていきます。

実は骨盤と頸椎の関係性はとても深いです。

首の骨の頸椎は全部で7個あり、首の動きに関与し、神経や血管なども通っている大事な場所になります。

 

 

骨盤と頸椎を結ぶものは?

実は、骨盤と頸椎は硬膜(こうまく)という膜で解剖学的に繋がっています。

硬膜とは、背骨の中にある脊髄を包んでいる膜です。

下図の真ん中が神経のかたまりである脊髄で、その周りにあるオレンジ色の膜が硬膜です。

 

この硬膜が、下図のように骨盤を構成している仙骨と頸椎の上の方にくっついて繋がっています。

 

このように、頸椎と骨盤が物理的に繋がっている為、片方が動けばもう片方が動き、もう片方が動けば片方が動きます。

具体的には

骨盤が前に傾けば頸椎は上を向きます。

 

骨盤が後ろに傾けば頸椎は下を向きます。

このように2つは一緒に動くので、片方に硬さが出るともう片方に硬さを引き起こしてしまいます。

女性が訴える首の問題や肩コリは、骨盤に問題があってそれが首に波及している事がとても多いです。

そして、ヨガのポーズをみるとこの体の構造を組み込んだポーズが多いです。

代表例としてはCat and Cow

 

上図のように、骨盤が前に傾いている時は首は上を向き

下図のように、骨盤が後ろに傾いている時は首は下を向いていますね。

このようにヨガは体の原理原則にも基づいており、とても奥が深いです。

もし、首の問題や肩コリがある人は、骨盤の動きが悪い可能性もあります。

ぜひ、骨盤の動きを意識してCat and Cowをやってみてください♬

それでは本日もお読み頂きありがとうございました(﹡ˆᴗˆ﹡)