胆のうについて~脂肪消化~

皆さんこんにちは
一般社団法人日本内臓ヨガ協会代表理事のクマ臓こと中村です
今日は内臓の中の
胆のう
について書きたいと思います。
胆のうの場所は、肝臓の真下にちょこんと隠れています。
紫色が肝臓で緑色の丸が胆のうです。
鎖骨の真ん中から真っ直ぐ下で、ちょうど肋骨と交わる場所が胆のうになります。
少しお腹の方に手を入れると触れますが、あまり強くやると痛いので優しく触りましょう!
胆のうの役割はズバリ
胆汁をためておくだけ!!
です。
だけって言い方が失礼ですが(笑)
ちなみに胆汁を作るのは肝臓です。
胆のうは肝臓で作った胆汁をためておきます。
ちなみに胆汁の役割は
脂肪の消化・吸収を助けてくれます。
この、脂肪の消化・吸収を助けてくれる役割はとても大事です。
私達の体は60~80兆個の細胞のかたまりで出来ています。
イメージしにくいですが、ぷよぷよみたいなやつの集合体です。
http://puyo.sega.jp/portal/index.htmlより引用
こんなぷよぷよが60~80兆個集まったのが、私達の体だと思ってください。
そして、そのぷよぷよ1個1個の外枠は実は大部分が脂で出来ています。
https://kotobank.jp/word/細胞-68215より引用
脂質と聞くと太るとか、あまりいいイメージはないと思いますが、体を作る構成成分としては脂はとても重要な栄養素になります。
その脂質を消化して吸収するには胆汁が必要になります。
胆汁がせき止められると体が黄色くなる黄疸(おうだん)という症状が出ますが、それ以外にも胆のうの機能が落ちてくると
油物が苦手
下痢や便秘などの大腸の問題
左目、左鼻腔のトラブル
右肩甲骨内側のコリ、痛み
疲れがとれない(休むと取れるが長く続かない)
婦人科のトラブル
などが出てきます。
ぜひ、自分の身体の声に耳を傾けてみましょう♪
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