足のアーチは背骨でつくる!

皆さんこんにちは
一般社団法人日本内臓ヨガ協会代表理事のクマ臓こと中村です
今日は足のアーチは背骨でつくる!について
ヨガでも、立位のポーズなどでバランスをとる為に大事な要素になりますよね!
クライアントさんの中には偏平足で悩んでいる人も多いかと思います。
今回は、そんな足のアーチについての記事ですが、足のアーチと背骨って関係あるの?って感じですよね(笑)
ただ、臨床では背骨のせいで足のアーチが下がっている人がとても多いんです!
足のアーチとは?
よく知られている足のアーチは、内側にある『土踏まず』です。
実は足のアーチには他にも外側の外側縦アーチや前足部にある横アーチの3種類があります。
このアーチが下がってしまうと偏平足になり、偏平足になると親指に負荷がかかり、外反母趾になりやすくなってしまいます。
この足のアーチの役割は、歩く際の衝撃吸収を担っています。
アーチが上がり過ぎても下がり過ぎてもその機能は発揮できず、衝撃が体にダイレクトに加わり痛みの原因となってしまいます。
なのでこのアーチはとても大切になりますが、このアーチは筋肉や靭帯などで作られている為、その筋肉が弱くなってくるとアーチが下がってしまいます。
しかし実はこのアーチが下がる原因に、背骨の柔軟性の低下が関係している事があります。
背骨の柔軟性の役割とは?
背骨は横から見るとS字のカーブを描いています。
このS字はバネのようなクッションの役割をしていて、足のアーチと同じで歩く際の衝撃を吸収してくれています。
その為、この背骨の柔軟性が低下し背骨がかたくなると衝撃の吸収ができなくなってしまい、体の痛みに繋がってしまいます。
しかし歩きは毎日行う動作で、その衝撃は待ってくれません。。。
体はどうするか?
他の衝撃吸収部位に負担を負わせるようになります。
その場所が足部です。
足部は背骨の分も衝撃を吸収しなくてはならないので、たくさん柔軟性を出そうとします。
それがたくさん繰り返された結果、足部の柔軟性が上がりすぎて内側のアーチがつぶれ、偏平足になってしまいます。
つまり
背骨の柔軟性低下⇒背骨の衝撃吸収能力低下⇒足のアーチの柔軟性を上げ衝撃吸収能力をカバーする⇒足のアーチの負担が増える⇒足のアーチがつぶれる
という流れになります。
背骨の柔軟性低下の原因は!?
では、背骨がかたくなってしまう原因は何でしょうか?
その多くは内臓の疲れによって起こります。
内臓を支配している交感神経の中枢が背骨の胸椎という場所にあり、内臓の疲れによって交感神経が刺激され、その結果背骨がかたくなってしまいます。
内臓の疲れ⇒自律神経の乱れ⇒背骨のかたさ⇒足部の柔軟性向上⇒偏平足
という流れです。
なので足部のアーチを作るには背骨の柔軟性を上げる必要がありますが、その為には内臓のメンテナンスが必要になります。
足の偏平足で悩んでいる方はぜひ、内臓のメンテナンスをしてみてください‹‹\(´ω` )/››♬
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