骨盤の歪みと胸郭の関係性

皆さんこんにちは🐻

一般社団法人日本内臓ヨガ協会代表理事のクマ臓こと中村です🐻

前回は骨盤の歪みと足部の関係性についてお伝えしました。

今回は、骨盤の歪みと胸郭の関係性についてお伝えしていきます。

骨盤は胸郭ともとても仲がいいです。

まずは、胸郭についての知識からです。

胸郭とは?

胸郭とは、肋骨とその間を埋める筋肉(肋間筋)や床を形成する横隔膜で構成されています。

つまり胸のかたまり部分って事ですね。

この中に、肺や心臓などの生命に関わる臓器が収納されています。

胸郭は生命に関わる大事な臓器を守る為に肋骨で守っているわけですね。

 

 

胸郭を構成している肋骨や背骨を合わせると、37個の骨があり、それらが繋がる為にたくさんの関節があります。

 

このたくさんの骨やたくさんの関節があるが故に、とてもかたくなりやすい場所でもあります。

ヨガでは呼吸をとても大事にし、リラックスする為に深呼吸を繰り返す等もします。

しかし女性の多くはこの胸郭がかたく、うまく呼吸ができずに肩で努力性に呼吸をしている方がとても多いです。

その結果、肩こり・頭痛・腕のしびれなどに繋がってしまいます。

呼吸が大事なのは言うまでもないですが、その呼吸がきちんとできる環境作りがまずは大事になります。

胸郭の特徴はいろいろありますが、今回の内容に関して言えば

胸郭のかたまりはとにかく

体の中で一番重たいかたまり

という事です。

先ほど述べたように、胸郭は肺や心臓を守る為にたくさんの骨がありますが、それ故にかたくなりやすい場所でもあります。

一塊になってしまうと、胸郭から下の腰や膝、また上の肩や首にとても大きな影響を与えてしまいます。

骨盤と胸郭の代償パターン

前回の記事の骨盤の足部の補う形のパターンは高さでしたね。

では骨盤と胸郭の補う形のパターンは何か?

それは左右を補い合っています。

人は歩く時は前に進みますが、重心は左右にも揺れています。

胸郭が1つのかたまりとして動いてしまうと、左右に重心が大きく揺れてしまい

ふらついたり疲れたりでとても非効率の歩き方になってしまいます。

例えば重たい買い物袋を片手に持っていたら

そちらに体が傾いたりして、片方の膝や腰にも負担がくるのはイメージできるかと思います。

そのアンバランスを骨盤がカバーしています。

例えば、歩く際に

胸郭が左側に移動すると、骨盤が右側に移動します(下図①)。

胸郭が右側に移動すると、骨盤が左側に移動します(下図②)。

 

 

 

 

 

               ①                   ②

※実際はこんなに動きません(笑)

このように骨盤と胸郭は左右のバランスを補っている事が多いです。

もちろん左右の動きが少ない方がいいのですが、この①と②が同じ量で繰り返されるならあまり体への影響は少ないです。

多くの人は偏りが生まれ、①ばっかりで動いたり②ばっかりで動いたりになってしまい、

腰や膝に負担がきて、歩く時に腰が~膝が~となってしまいます。

胸郭と骨盤の歪みタイプの確認

この歪みを修正する前に、ご自分の歪みタイプを把握する必要があります。

まずは何もしない状態でいつも通り歩いてみてください。

これを基準として、AタイプとBタイプの方法でどちらが歩きやすいかを確認してください。

 

【Aタイプ】

STEP① 左手を肋骨の一番下に置き、右手を骨盤に置きます。

STEP② 左手を軽くおへそ方向に押し、右手を軽く反対方向に押します。

STEP③ 再度歩いて歩きやすくなったか変わらないか確認

 

【Bタイプ】

STEP① 右手を肋骨の一番下に置き、左手を骨盤に置きます。

STEP② 右手を軽くおへそ方向に押し、左手を軽く反対方向に押します。

STEP③ 再度歩いて歩きやすくなったか変わらないか確認

 

どうでしたか?ご自分の歪みタイプがわかったでしょうか?

 

Aタイプの人は↓のように歪んでいて

 

 

 


Bタイプの人は↓のように歪んでいる可能性があります。

 

 

 


これを踏まえてセルフトレーニングをやっていきましょう♪

胸郭と骨盤のバランス修正セルフトレーニング

修正トレーニングは、さっきの確認方法の手の位置が逆になります。

【Aタイプの人の修正トレーニング】

STEP① 右手を肋骨の一番下に置き、左手を骨盤に置きます。

STEP② 右手を軽くおへそ方向に押し脇腹でそれを押し返します。左手を軽く反対方向に押し、骨盤でそれを押し返します。そのまま5秒間くらいキープを5~10回繰り返します。

 

【Bタイプの人の修正トレーニング】

STEP① 左手を肋骨の一番下に置き、右手を骨盤に置きます。

STEP② 左手を軽くおへそ方向に押し脇腹でそれを押し返します。右手を軽く反対方向に押し、骨盤でそれを押し返します。そのまま5秒間くらいキープを5~10回繰り返します。

 

これで再度歩いてみてください。

先ほどより歩きやすくなっているかと思います。

ぜひ、毎日体のケアの為に試してみてください♬

それでは本日もお読みいただきありがとうございました(﹡ˆᴗˆ﹡)♬