1. 内臓って何をしているの?
内臓にはそれぞれ特定の働きがあり(一つの内臓に複数の働きがあります)意識とは別に自動で動いています。
それらの働きは人間が生きる為に必要な働きばかりです。
例)
胃は口らか摂取した食べ物を胃酸で溶かし、細かくして腸で吸収しやすくする。
肝臓は、体内に入った毒を無毒化して体に影響が出ないようにする。
腎臓は血液をろ過し尿を作り、不要な物質・水分を膀胱へ送り排出させる。
2 .内臓に問題があるとどうなる?
内臓の不調はすぐに感じるものと感じないものとがあります。
例えば胃や腸などは、仮に危険な物が入ってくると腹痛やおう吐などで体にサインを出します。
しかし、肝臓や腎臓などその他の臓器は多少の負担があったとしても感じる事はありません。
それらが長期間続いて病気の症状として表れ、そうなって初めて気づく方が多いと思います。
他にも、内臓に問題があると体の筋肉や関節に影響を与える事もわかっています。
例えば、肝臓に問題がある方は右肩がコリやすくなり、右肩が上がりにくくなる。
胃に問題がある方は肩甲骨周囲がコリやすくなり、可動域が低下する。
腸の動きが悪い方は、左の股関節が硬くなる。
などなど内臓からのサインは様々な形で出ています。
3. 内臓ヨガで本当に内臓に効果がある?
内臓ヨガの元となっているものは、解剖学や生理学・オステオパシー医学・カイロプラクティック医学・東洋医学などの統合医療の考えや理論を元にしているので、ある意味、何十年も前から効果のある医療分野のものをヨガに応用していると言っても過言ではありません。
その為、なぜその動きやポーズが内臓に効果的なのかを解剖学的に説明し、学ぶ事ができるので、
ヨガの可能性をさらに広げてくれる事は間違いないでしょう。
4 .内臓ヨガで内臓をケアするメリット
内臓ヨガを学ぶ事で、体に関する知識の向上、ヨガの効果向上、栄養に関する正しい知識、身近な方に内臓に疲れを貯めさせない事で健康に過ごしていただける。
ヨガインストラクターとしても、ヨガレッスンの構成を考える際にバリエーションを増やせる、より専門的な構成を考える事ができるようになります。
5.内臓ヨガの一例
肝臓ヨガ
胃のヨガ
腎臓のヨガ